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40代の人生の成功の方程式はコレ!【人生後半の戦略書】

40代以降の成功の方程式

『成功』と聞いて、あなたはどのようなことを思い浮かべますか?

「仕事での成果が評価され重要な役職を任かされる」「東京23区の駅近の高層タワーマンションに住む」「周りが羨む絶世美女と付き合う」「年収1,000万円を達成する」など、成功の基準は様々でしょう。

また人によってロレックスの時計やレクサスの車など、成功の証として具体的に欲しいアイテムを想像した方もいるはずです。

ただ事象やアイテムの違いはあれ、多くの方が仕事で「地位」や「富(お金)」に関連することをイメージしたのではないでしょうか。

しかしそのように地位とお金に固執し続ける生き方を、私のような人生後半の40代以降も続けるのは危険です!

今回の記事ではその理由と、40代以降の人達が持つべき新たな『成功の方程式』についてお伝えします。

なお今回の内容は『人生後半の戦略書』の内容を参考にして書いたものです。

人生の後半の戦略書

こちらは文字通り40歳以降の人達がこれからの人生を幸福度を高めて生きていく上でのヒントが詰まっている良書で、私も何度も読み返しています。

40歳以降の人生が漠然と不安、若い頃のような働き方ができなくなっている、人生のゴールに向けて改めて生き方を見つめ直したいという方には参考になる内容です。

目次

どれだけ成功しても満足しない理由【成功は他人との比較】

他人と比べる

まず『成功』の話をする上で、第一に知って欲しいことがあります。

それは『成功とは、相対的なものである』ということです。

成功は他人との比較の上でのみ成り立つ事象です。しかもその他人とはあなたと同じコミュティに属する、あなたが知っている・目に見える・認識できる範囲の存在する人物であり、友人や知人も含みます(あなた以外の人物という意味での他人です)。

例えば、あなたが年収500万円のメーカー勤務の正社員だったとします。

この時、よく飲みに行く地元の友人たちが派遣社員やアルバイトをしていて年収300万円台だとしたら、あなたは自分を仕事で成功している人間だと思うはずです。

しかしその友人たちが全員起業をして自分が会社の代表していたとします。もし彼らの年収はあなたの10倍の5,000万円だったらどうでしょう?きっと自分なんてまだまだで、成功とはほど遠いと劣等感を抱くでしょう。

そのようにあなたの年収は何も変わっていないのに、成功しているかどうかの結果は誰と比較するかによって変化するのです。

成功の方程式【人生前半の価値観】

成功の方程式

前述したように成功とは他者と比較によって決まります。そして書籍『人生後半の戦略書』では、それを踏まえて成功の方程式は次のように定義されています。

成功=他人よりもたくさんのものを持ち続けること

アーサー・C・ブルックス著『人生後半の戦略書』より引用

成功とは、他人と比較の上に成り立ち、他人よりもたくさんのものを持ち続けることだと言っているわけです。これは多くの方が成功について持っている価値観と言えるでしょう。

そしてこの成功の方程式の特に怖いところは「持ち続ける」の部分。

一回手に入れて終わりではなく、成功によって得られる満足感を保つためには、それを永遠と続けなくてはいけません。

たとえ年収1,000万円を達成して成功を感じたとしても、同じコミュニティに年収1,500万円の人が現れたら、それは既に成功でなくなってしまうのです。

再び成功を感じるためには、年収1500万円を超えるようにガムシャラに仕事に身を注ぐ必要があります。つまり成功するためには、他人より速く、永遠に走り続ける必要があるわけです。

スポーツジムでトレッドミル(ランニングマシン)で隣にいる人に負けないように、永遠と設定速度を上げて走り続けるのと同じ行為。

しかも少しでも足を滑らせて失敗したら、今ある成功を全て手放す可能性もあります。そんな風に常に失敗に怯えなら、相手を意識しつつ走り続けることが成功には必要です。

20代の若い時期ならまだしも、歳を重ねて体力が衰えていく中でこれから先もそんな生活を続ける自信はありますか?

正直、私にはありません。それにそんな風に常に目に入る他人を意識しつつ、失敗に怯えならプレッシャーと戦い続ける人生なんて選びたくはないです。

人生の後半は成功の概念をアップデートしよう

価値観をアップデート

私と同じく、「永遠と他人と競い合い失敗に怯えながら走り続ける人生なんてゴメンだ!」という方に提案したいのは、人生後半の新たな成功の方定式です。

その『人生の後半の成功の方程式(新・成功の方程式)』がこちら(↓)です。

新・成功=欲しいものを持ち続けること

※旧・成功=他人よりもたくさんのものを持ち続けること

新たな成功の基準は、手に入れるものが「自分が欲しいもの」かどうかです。そこに他人との比較は一切含まれてません。

今の人生に満足しているなら、今ある状態を続ければいいだけですし、足りないと感じているのならそれを手に入れる努力をすればいいだけ。あくまでも基準は自分自身。

他人ではなく自分、相対ではなく絶対。これが人生後半の幸福度を高める上で重要なことだと、私は考えます。

さらに新たな成功の法則を素晴らしい点は、欲しいものが減ったら持ち物を減らすことができる点。

庭付き一戸建てが不要だと感じたら駅近のマンションへ引っ越せばいいし、年収500万円もいらないなら収入を下げて業務負荷の小さい気楽な仕事をすればいいだけです。

他人との比較をやめるだけで、そんな自由で快適な人生を送れるんです。

もう人生後半はとっとと他人と比べ合いの螺旋から降りてしまいましょう。それが人生の幸福度を重要なポイントです。

【まとめ】他人と比べることをやめれば成功のハードルは下がる

今回の記事ではこれまでの成功の定義と、人生後半の満足度を高めるための新たな成功の方程式についてお伝えしました。

まとめると新旧の成功方程式は以下の通りです。

新旧・成功の方程式
  • 新・成功=欲しいものを持ち続けること
  • 旧・成功=他人よりもたくさんのものを持ち続けること

新たな人生後半の成功の方程式(新・成功の方程式)では、他人と比べる必要がないため成功のハードルは一気に下がります。

物欲・食欲などの欲求小さい方にすれば、何もせずとも今の状態で大成功みたいな人もいるはずです。

かわいい猫と一緒に暮らして、3食ごはんが食べられれば大満足という方なら、どれだけ収入が低くても大成功です。

「なんだオレの人生ってすでに大成功じゃん!」そう考えると人生後半も楽しくなってきますよね。

もちろん人によっては、これから先も他人と比較して勝ち続けたいという方もいるでしょうし、その道を選ぶのも自由です。ぜひあなたにとって最適な成功の方程式を選んでください。

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この記事を書いた人

40代で仕事をセミリタイアし、ハードワークを卒業しました。現在はフリーランスのお仕事と株式運用での収益が主な収入源。現在の目標は高配当株の配当金だけで生活すること。FP2級。資産運用検定2級。持ち家派。奥さんと子供と三人暮らし。

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