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竹内製作所(6432)は今が買い時?利回り3.5%の高配当株を分析

竹内製作所の株価
よんせみ

利回り約3.5%の高配当株【竹内製作所(6432)】について、投資の可否を検討してみました。

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国内建設機械メーカー【竹内製作所(6432)】は、本記事執筆時点での配当金利回りが約3.5%の高配当銘柄です。

竹内製作所はミニショベルが主体の建機メーカー。売り上げの大半が海外で、欧米に強い。円安の影響も手伝って売上は好調。

新たな投資先をリサーチをしていたところ良さげな企業だったので、『株価指標』『配当利回り』『財務状態』の3つの視点で分析してみました。

またその結果を踏まえて、私が投資するか否かのどちらの判断したかについてもお伝えします。

目次

【竹内制作所(6432)の株価指標】PER・PBR・ROE・EV/EBITADA

ミニショベルカー

竹内製作所(6432)の主な株価指標は次の通りです。

竹内製作所(6432)の株価指標
  • 株価…5,720円
  • PER…10.42倍
  • PBR…1.89倍
  • ROE…17.7%
  • EV/EBITADA…5.0

上記の数値を元に、以下の判定基準で割安さ・資本効率の良さを判定します。

わかりやすく言うなら銘柄のコスパの良さのチェックです。判定基準には以下の項目を活用します。

割安さ・資本効率の良さの判定基準
  • PER×PBR(株の割安さ)…15以下
  • EV/EBITADA(株の割安さ)…10倍以下
  • ROE(資本効率の良さ)…10%以上

判定の結果、株の割安さを判断する【(1)PER×PBR(ミックス係数)】は19.69となり、基準をクリアできなかったです。

しかし残り2項目は上記の基準をクリアしました。

なお株の割安さは先ほどのミックス係数以外にも、【(3)EV/EBITADA(簡易買収率)】でも判断できますが、そちらは基準10倍以下に対して5.0倍となり大幅にクリア。

※グラフ

そのため判断する指標によっては、割安だと言える水準です。

またミックス係数も19.69と基準の15に対して図抜けて大きい数値ではありません。

以上の点を踏まえると、ミックス係数以外の基準は全く問題なかったので、この段階では投資NGとは決断できなかったです。

続いて分析する『配当利回り』『財務状態』が良ければ、投資を検討してもいいかなと思える水準です。

竹内製作所(6432)の配当金・配当利回り・配当性向・連続増配

豚の貯金箱

では配当金関連の数値について確認しましょう。

竹内製作所(6432)の配当金関連データ
  • 配当金…200円
  • 配当利回り…3.50%
  • 過去2年の利回り平均…3.08%
  • 配当性向…28.8%
  • 連続増配…13期連続

竹内製作所(6432)の配当金関連データ

高配当株投資をする際に、配当金関連で私がチェックする判断基準は次の通りです。

配当金周りの判定基準
  • 配当利回り…3.5%以上
  • 利回り水準…過去2年と比較して高い
  • 配当性向…40%以下
  • 増配…連続増配中

配当利回りはギリギリクリア。それ以外は余裕を持って、判断基準を満たしています。

過去2年の配当利回りと比較しても、0.4%以上も高い利回りなので、配当利回り基準で考えれば今は割安な株価です。

それに配当性向が20%台でかなり低い水準なので、まだまだ増配する余地ありなのも魅力。

よんせみ

今は14期連続増配中ですが、ここからさらに連続増配記録を伸ばしてくれそうです。

【竹内製作所(6432)の財務状況】自己資本率・解散価値は?

財務諸表

最後の確認は竹内製作所の財務状況についてです。

竹内製作所(6432)の財務状態
  • 自己資本比率…74.5%
  • 流動資産…161,920(百万)
  • 負債…50,527(百万)

そして私が財務状態で確認するのが以下の内容です。

財務状態の判定基準
  • 自己資本比率(財務の安全性)…30%以上
  • 解散価値…0以上

自己資本比率は74.5%で、判定基準の30%をダブルスコアでクリア。全く問題ありません。

そして判定基準の内、『解散価値』とは会社が解散した時に残る資産のことです。

解散価値は『流動資産』から『負債』を引けば求められます。

竹内製作所は解散価値が111,393(百万円)となり、負債よりも純資産が圧倒的に多い状態。

自己資本比率が高く借金が少ない、財務状態は良好な企業です。

【まとめ】竹内製作所(6432)は投資候補としてポートフォリオに加える

株式ポートフォリオ

今回は『竹内製作所(6432)』が投資対象となるか否かについて、『株式指標』『配当利回り』『財務状態』の3つの視点でチェックしました。

判定の結果、株式の割安さを判断する『PER×PBR(ミックス係数)』のみは基準をクリアできませんでしたが、それ以外は全て合格。

また割安さについて『ミックス係数』以外にも、『EV/EBITADA』『過去2年との利回り比較』でも判定でき、それらは基準を満たしたので今回は投資対象となり得る銘柄と判断しました。

今後は私の高配当株ポートフォリオに加えます。下記のポストの通り、すでに購入済みです。

ちなみに四季報最新号でも『竹内製作所(6432)』の頁を確認したところ、2025・2026年共に増収・増益と予想されていましたよ。

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よんせみ

これはもしかしたら当たりの銘柄を見つけたかもしれません…(ゴクリ)

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この記事を書いた人

40代で仕事をセミリタイアし、ハードワークを卒業しました。現在はフリーランスのお仕事と株式運用での収益が主な収入源。現在の目標は高配当株の配当金だけで生活すること。FP2級。資産運用検定2級。持ち家派。奥さんと子供と三人暮らし。

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