2024/6/28にツムラ(4540)の株価が大幅下落。
今回は株価理由と、ツムラの将来性についての私の考察をお伝えします。
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2024/6/28の株式市場で製薬会社のツムラ(4540)の株価が急落。
終値で前日比3.77%減の大幅下落となりました。
週足チャートで確認すると、ここ1ヶ月は連続陽線の上昇トレンド。しかも前日の6/27(木)までは下落の兆候なんて一切なかったのに、突然の下落に驚いたツムラホルダーも多かったでしょう。
かく言う私もツムラ株の保有者の一人。開場直後の暴落を確認した際には「え!?何があったの??」と焦って、すぐに情報収集しました。
ではどうしてツムラの株価はこれだけ下落したのでしょう?
その理由と、ツムラは今後大丈夫なのか、その将来性についての考察をお伝えします。
ツムラの株が下落したのはレーティング格下げの影響
今回ツムラ株価が下落した理由は、大和証券によるレーティング※が【2】→【3】に格下げされた影響です。
レーティングとは証券会社や投資会社が算定する、国・企業などの格付けのことです。
レーティングを判断材料として投資先を決める投資家がいるため、格下げは株価下落、格上げは株価上昇のきっかけとなります。
大和証券は5段階のレーティング(【1】が最高、【⑤】が最低)と目標株価を不定期で公表。
6/28に発表された最新のレーティングで、ツムラは次のように格下げされました。
- レーティング:2→3(↓)
- 目標株価:4,700円→4,300円(↓)
格付けは1段階下がって【3】に、目標株価は約9%ダウンの4,300円に。
これに投資家が反応した形で、株価が大きく下落したわけです。
では格下げになったツムラに関して、同社から業績悪化の発表など悪材料のニュースはあったのでしょうか?
ツムラから業績悪化の発表はナシ!将来性の業績予想もこれまで通り
本件について詳しく調査するために、ツムラのIR情報を確認。
最新の有価証券報告書をチェックしてみましたが、以前発表されものから売上・経常利益などは変わりなく、下方修正などはなかったです。
増収・増益で経営は順調。急にレーティングが下がる理由は見つからなかったです。ちなみに25年3月期も増収・増益との予想から、変更ありません。
なおレーティングダウンの理由は公表されないためわかりませんが、個人的にツムラは国内の漢方薬シェア8割の圧倒的トップ企業であり、売上は底堅いと考えています。
すぐに売上が落ちるような業績の悪化は考えにくいです。
また米国での漢方薬の医薬品(TU-100)の開発と臨床試験を進めており、そちら軌道に乗れあアメリカでの大幅売上増も期待できます。
国内だけでなく海外に投資を続けており、個人的には将来性を感じる企業です。
それに現在は配当利回りが3.31%と、大幅に配当金がアップし高配当株の仲間入りしました。
- 株価:4,105円
- 配当利回り:3.31%
- PER:10.9倍
- PBR:1.15倍
- ROE:6.39%
この配当利回りならインカムゲインを貰いながら、キャピタルゲインも期待できます。
よほどの悪材料が出ない限りは私はガチホを続ける予定です。
まとめ
今回の記事ではツムラの株価下落の理由と、同社の将来性についての考察をお伝えしました。
本文中でお伝えしたように、株価下落の理由は大和証券の格付けがダウンしたためです。
とは言え、同社から業績悪化や売上の下方修正などが発表されたわけではありません。
ですのでレーティングが下がったからと言って、私はすぐに株を手放すことはしないです。
むしろ高配当株投資家にとっては株価の下落は買い増しチャンス。このまま下落が続くようなら、チャンスを見つけて買い増しをするつもりです。
ちなみにレーティングが発表されて、株価が下落した当日にもツムラ株を私は買っています笑
【本日のコツコツS株投資】
— よんせみ@毎日S株コツコツ投資 (@yonsemi) June 28, 2024
🍀ツムラ×3株
🍀TPR×2株
🍀ヤクルト×1株
🍀メニコン×1株
レーティング格下げの影響で下落したツムラ(4540)を購入💹
漢方薬シェア圧倒的1位の企業なんで、売上は底堅いと思うんですよね。さらに落ちたら買い増す予定🌸
今週もお疲れさまでした!週末楽しんでください😇… pic.twitter.com/C6OXuJOWwy
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まさに悲観で買って、楽観で売れですね!
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