2024年に買った株の中で個人的に一番後悔している『RIZAP(2928)』について、投資をした理由と購入時の振り返っての反省点をお伝えします。
どうぞ反面教師にしてください(涙)
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筋トレ&減量目的のプライベートジム『ライザップ』や月額約3,000円の超格安ジム『チョコザップ』を運営する『RIZAP(2928)』。
私が保有している銘柄の一つであり、保有数は400株となります。
ただそのRIZAPが購入してから下落の一途をたどっており、気が付けば本記事執筆時点では約-30%の含み損。
202,800円で取得した株が今142,000円となっており、約6万円のマイナスです。
そしてRIZAP株を買ってしまったことを、現在はすごく後悔しています…。
今年投資した中で、一番失敗したなと感じる株です※。
※念のためお伝えしておきますが、別にRIZAPを批判しているわけじゃありません。後述しますが、後悔しているのは全て自己責任です。
ではどうしてRIZAP株を購入してしまったのか?その理由と、買う前にこうしておけば良かったという反省点をお伝えします。
私のように株を買ってから後悔したくない方は、ぜひ参考にしてください。
俺の屍を越えていけ!
追記
実際にRIZAPから届いた株主優待はこちら(↓)の記事で紹介しています。
RIZAPに投資を決めた理由は魅力的すぎる株主優待
私がRIZAPを400株も購入した理由は、魅力的すぎる株主優待でした。
え!?株主優待だけ?
他に何か投資理由はないの?
はい、株主優待が良すぎた。投資理由はガチでそれだけです。
RIZAPが展開する廉価ジム『チョコザップ』の会員数突破を記念し、今年(2024年)の株主優待では特別優待を実施。
3月末時点で400株以上を保有している株主には、通常のポイントでの優待の他にチョコザップの1年間無料利用券の付与も発表されたのです。
チョコザップの利用料は1ヶ月あたり税込み3,278円。1年分で39,336円です。
さらに400株の保有者には特設サイトで利用可能な10,000ポイント(1万円分)も、さらにライザップグループで利用可能な特別優待券5,000円分もプレゼントされます。
- チョコザップ1年間無料券(39,336円相当)
- 優待ポイント10,000ポイント
- 特別優待券5,000円分
なんと合計で54,336円分の株主優待を受けられたわけです。
私が購入を決めた当時の株価は507円。400株の取得で202,800円。
優待利回りは驚異の26.8%です!!
超高配当利回りでおなじみの『小僧寿しグループ(9973)』の26.3%(本記事執筆時点)とほぼ同じ利回り。
たとえ株価が26%下がっても優待で貰える特典を考えればプラマイはトントンです。
さすがにそこまで下落することはないだろうと考え、投資することを即断即決。
RIZAPの財務状況や株価指標析は一切せず、優待に釣られて400株を成行で買いました。
しかしそこから大幅な下落…(下記画像を参照。クリックで拡大)。
冒頭でお伝えした通り現在で約30%の含み損です。
優待利回りのプラス分は見事に吹き飛ばされました笑
【反省点】財務状況・株価指標を全く確認しなかった
今回のRIZAP株の大きな含み損の件で、私が最も反省しているのは投資前のRIZAPの財務状況や株価指標を一切確認しなかったことです。
事前に貸借対照表(B/S)などの財務諸表を確認していれば、流動資産の約2倍の負債を抱えており、さらにその負債が直近3年で増加傾向なのもわかります。
それにも関わらず流動資産は減り続けている。明らかな債務過多の状態です。
残念ながら、これでは決して良い財務状況とは言えません。
投資家が最低限必要な貸借対照表などの読み方は『謎のトレーダー「しん」の株バリュー投資法』が参考になります。
せめてこの書籍で解説されている内容ぐらいは、投資前に把握しておきましょう。
もちろん成長フェーズの企業であれば、負債が膨らむのは仕方のないこと。私がダメだったのは、それを理解した上で投資する・しないの判断をしなかったことです。
同じくPER、PBR、配当利回り、ROEなどのデータも一切確認しませんでした。
ただただ株主優待に釣られてしまったお魚…。
個人投資家としてお恥ずかしい限りです。
もうすでに優待権利を獲得しているので損切りしてもいいのですが、今回の件を自分への戒めとするためにしばらくは持ち続けます。
【まとめ】100万人のクレカ会員がいるサブスクビジネスは将来性はきっとあるはず
今回の記事では私がRIZAP株を購入した理由と、その投資を踏まえての反省点を紹介しました。
本文でも書いたように、株主優待に惹かれて飛びついてしまってこのザマです。
これをご覧になっている方は私を半面教師にし、そんなことは絶対せず納得のいくまで株価指標や財務状況を分析した上で投資をしてください。
とは言え、RIZAPに対して希望を捨てたわけじゃありません。
RIZAPグループの主力サービスである『チョコザップ』は、クレジットカード決済の有料会員100万人抱える超大型サブスクサービスに成長しました。
それだけの会員数がいれば、会員向けのプロテインやサプリの販売。さらには金融事業(クレカやポイントサービスなど)や広告事業への発展も可能です。
また苦心していたサービス拡充・質向上のための資金についても、SOMPOから300億円の融資が決定。
すでにチョコザップ単体では黒字化にも成功しているため、資金が入って事業進捗が加速すれば今後大化けする期待値は決してゼロじゃありません。
大きな含み損を抱えながら、今後の成長を楽しみにしています。
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業績急上昇でテンバガー(10倍株)にならないかな笑
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