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ソフトバンク株を購入した理由|株主優待がお得すぎた【2024年5月】

よんせみ

2024年5月1日の取引で『ソフトバンク株』(銘柄コード:9434)を10株だけ購入しました。

どうしてソフトバンク株に投資したのか?なぜ10株だけなのか?その理由を解説します。

NTT、KDDIに次ぐ日本国内の3大携帯通信会社である『ソフトバンク』の株式を、2024年5月に購入しました。

「え?通信会社に投資するなら、NTTやKDDIじゃないの?どうしてソフトバンク?」

個人投資家の方にはそんな疑問を持つ方も少なくないはず。

ぶっちゃけソフトバンクは個人投資家に人気のある企業ではありませんからね笑

その不人気の理由の1つとなっているのが株主優待※が無いことです。

※株保有者に企業がプレゼントする贈り物のこと。自社商品、自社商品引換券、クオカード、ポイント付与などが多い。

NTTやKDDIでは『dポイント』や『自社サービスで使えるポイント』の付与が、一定の条件を満たした株主にはあります。

ポイントでの株主優待

例えば、NTTなら100株を5年以上保有すれば、dポイントが合計4,500円分も付与されるのです。1株152円(本記事執筆時点)なので、約30%の優待利回り(以下の記事を参照)。

株主優待のdポイントに加えて、年間3.4%配当金が出るのですから、長期保有が前提の個人投資家から人気なのも納得。

ポイント優待なんて、実質現金の付与みたいなもんですからね。株を購入を決め手となるほどのインパクトがあります。

一方ソフトバンクには、これまではNTTやKDDIのようなポイント付与での株主優待がありませんでした。

ポイント計算

ただ個人投資家が離れるこの状況はまずいと感じたのが、ソフトバンクも株主優待にテコ入れすることを決定。

なんと「株式の10分割」と「PayPayポイントでの株主優待の新設」を2024年4月25日に発表したのです。

どちらも狙いは投資のすそ野を広げ、個人投資家がソフトバンク株に投資しやすくするためでしょう。

かくいう私自身もPayPayポイントの株主優待に魅力を感じて、投資を決めた一人なので笑

ではそれぞれの変更内容について、以下でわかりやすく解説します。

【注意】株式投資には様々なリスクがあります。本記事も特定銘柄への投資を推奨する意図はありません。最終的な購入の判断は、ご自身の判断に基づき自己責任でお願いします。

目次

PayPayポイントでのソフトバンク株主の優待制度がついにスタート

ペイペイポイントでの株主優待

前述したように、2024年4月にソフトバンクは次の2項目の実施を発表しました。

ソフトバンクの発表内容
  • 株式の10分割
  • PayPayポイントでの株主優待

参照:ソフトバンクプレスリリース

1点目の『株式の10分割』は文字通り、1つの株式を10に分割することです(分割は2024年9月13日に実施の予定)。

10分割後はこれまでソフトバンク株を100株持っていた人は1,000株の保有者になります。

そして株式分割の一番のメリットは、1株あたりの取得単価が下がること。

10分割であれば、株価は理論上10分の1になる計算です。

株価が10分の1になれば、今までは手を出せなかった個人投資家の投資対象にもなるので、資金が集まりやすくなる株価も上がりやすくなります(必ず上がるわけではありません)。

なお株式分割は決して珍しいことではありません。最近では2023年7月にNTTが株式の25分割を行っています。

続いて2点目の『PayPayポイントでの株主優待』についてです。

2025年3月までにソフトバンク100株を取得し、それを2025年3月末まで保有を続けると、株主優待として1,000ポイントが付与されます。

スタートは少し先になりますが、これが新たに新設された優待制度の概要です。

10分割前に10株買っておけば株主優待の対象!優待利回りは5.34%

株価が上がる
男性

ソフトバンク優待が新設されたのはわかったけど、

100株保有で1,000ポイントなら全然お得じゃないよね?優待利回りなんて、0.5%ぐらいでしょ?

先ほどお伝えしたように、ソフトバンク株は2024年9月に10分割される予定です。

そして株主優待の付与条件は「2025年3月までにソフトバンク100株を取得し、それを2025年3月末まで保有を続けること」となります。

つまり10分割前に10株だけ購入しておけば、10分割後は100株の保有者になるので、優待付与の条件を満たせます。

たったの10株を購入しておけば、条件クリアなわけです。

なお本記事執筆時点でソフトバンク株は1,871円、10株なら18,710円。

そこから計算される、優待利回りは5.34%です。
(1,000ポイント÷18,710円)

さらにソフトバンクは配当利回りも4.60%(本記事執筆時点)と高水準。株主優待と配当金の利回りを合わせると、利回りが約10%の超高配当株となります。

ソフトバンク株の利回り
  • 優待利回り…5.34%
  • 配当利回り…4.60%
  • 合計利回り…9.94%

※100株を所有していた場合の、本日時点での株価を元にした利回り予想です

配当性向が高い、自己資本比率が低い、ミックス係数が大きい(PBRが高い)などの懸念事項はありますが、それでも約10%の高配当はあまりにも魅力。

それに参入障壁が高く、継続収入があるという国内大手の通信会社ならではの強みもあり、さらにEPSも大きく下げることなく安定しているため、私は10株だけを分割前に投資することを決めました。

よんせみ

ちなみに取得単価は1,898円。

今の記事を執筆している時点での株価は1,871円…。若干下がり気味です(涙)

【まとめ】株主優待が継続するならソフトバンク株は長期保有する

株主優待

今回の記事では私がソフトバンク株を購入を決めた理由についてお伝えしました。まとめると次の通りです。

私がソフトバンク株の購入を決めた理由
  • 優待利回りが高い
  • 配当金が大きい
  • EPSが安定している
  • 参入障壁が高い分野
  • 継続収入がある

中でも大きな決め手となったのは、PayPayポイント1,000円分付与の株主優待です。これだけで実質5.34%の利回り

継続すれば、配当金と併せて約10%も超高配当株になりますからね(100株保有の場合)。まさにモンスター級の高配当株。

ですので私は株主優待が続く間は、100株だけ持ち続けるつもりです。

よんせみ

PayPayポイントの付与が待ち遠しい!

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この記事を書いた人

40代で仕事をセミリタイアし、ハードワークを卒業しました。現在はフリーランスのお仕事と株式運用での収益が主な収入源。現在の目標は高配当株の配当金だけで生活すること。FP2級。資産運用検定2級。持ち家派。奥さんと子供と三人暮らし。

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